パソコンやその周辺機器を安全に使うための温度管理

デジタル機器は、高温多湿な環境が大の苦手です。

湿気が多い環境下でコンピューターを運用すれば、故障のリスクが高くなります。外気温が高い場所や太陽光が常時照り付ける場所で、コンピューターやその周辺機器を使うのも危険です。メーカー側も高温多湿な環境での利用は非推奨にしており、エアコンや空調設備が整った部屋で正しく利用しなければなりません。明らかに危険な環境で利用し、機器に不具合が発生した場合、メーカーに相談しても自己責任とみなされ、修理に大きなコストが掛かります。

地球温暖化の影響によってか、いわゆる夏日が近年急激に増加しました。暦の上では春や秋なのに、真夏に近い湿度や外気温を記録する日が増加中です。今までは高温多湿な環境になる事が少なかった東北地方や北海道地方も、気候変化の悪影響を強く受けています。良い意味で過去の経験や常識を捨て、新しい時代の環境に適応しましょう。実際に多くの組織が温度管理のため、設備投資を大規模に講じています。

コンピューターやその周辺機器を安全に運用するためには、部屋の温度管理が大事です。デジタル温度計を設置する等、客観的な数値で温度管理を行うのがオススメです。デジタル機器には推奨される利用環境があり、外気温がそれよりも上がった場合は、迷わずにクーラーを稼働させましょう。電気代は上がりますが、社内のパソコンやその周辺機器が熱で壊れたり、深刻なトラブルに陥るリスクを考えれば、むしろ安価なコストです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *