私たちが、使っているパソコンやテレビ・レコーダーやプリンターこれらの精密機器・電子機器は温度管理がとても重要です。

ではそれはなぜでしょうか。冒頭に挙げたパソコンを例に挙げて考えていきましょう。皆さんはパソコンを使っているとき「ガー」や「ザー」といった音を聞いたことがありませんか。それはパソコンのファンが回っている音です。では、なぜパソコンのファンが回っているのでしょうか。それは、パソコンの中にある小さな部品などを冷やすためです。しかし、なぜ冷やす必要があるのでしょうか。

それは、精密機器・電子機器などは熱に弱く、動作をしている間、熱を発しているため冷却する必要があるからです。また、熱だけでなく寒さにも弱いのです。特に結露などは水分により機器を故障させてしまう恐れがあります。では、どのようにして温度管理をしていけばよいのでしょうか。熱に対しての対策には例えば冷却を妨げないようにするという方法があります。具体的には機器を壁などに近づけすぎないという方法があります。

機器を壁などに近づけすぎると、ファンによって機器内部の熱を排出しようとしているのにそれを妨げてしまうからです。また、妨げてしまった熱は機器内にたまりあまりよくありません。また、冬場の凍結に対しての対策としては、窓などの温度変化の激しい場所の近くに置かないという方法があります。以上ように、機器を利用するうえで温度管理はとても大切で、それらを適切に行うために機器を使ううえで工夫をすることが必要です。