日本は、欧米諸国に比べて湿度が一年を通して高い国です。

梅雨から夏場にかけては、ひと際空気中の水分量が増します。ごく普通のオフィスや店舗のバックヤード、個人の家なども激しい湿気にさらされます。湿度が高すぎると、様々な物が悪影響を受けるので要注意です。

例えば、家電製品やパソコンなども空気中の水分量が多すぎると故障の危険性が増します。パソコンや家電製品の記憶媒体は高温多湿な環境に弱く、安全に運用するためには風通しの良い場所に置かなければいけません。ビジネス文書や貴重な書籍や食料品なども安全に保管するためには、できる限り高温多湿な環境を避けなければいけません。センサー搭載の湿度計をオフィスや店舗、そして個人宅に設置しておくのが理想的です。センサー機能搭載の湿度計は、特殊な製品ですが一般向けにリーズナブルな価格で市販されています。

センサー機能とアラーム機能を搭載した湿度計を倉庫や部屋に設置すれば、安心して備品や貴重品の管理が行えるのです。もし危険なレベルに湿気が達しそうになったら、センサー機能がリスクを検知し、湿度計がアラームを鳴らしてくれます。アラームに気づいた近くの人が、荷物を移動させたり空調設備を調節したり、除湿器を現場に設置する等、効果的でスピーディな対処が出来ます。季節外れのゲリラ豪雨や台風などに見舞われると、急激に湿度が高まる事があり、事前に機材を導入しておけば、想定外の事態にもフレキシブルに対応でき、無駄なコストや廃棄、トラブルを避けられます。